名作昔ばなしを未来へ語り継ぐ…。国民的TVアニメ「まんが日本昔ばなし」のお話をもとに初舞台化!
1975年にテレビ放送され50年近くにわたり日本中の国民に愛され続けてきた「まんが日本昔ばなし」。今なお、子供から大人まで、幅広い年代にわたり愛され続けています。
これらの作品のほとんどは、昔から日本に伝わる素敵なお話ばかりで、未来に伝承していかなくてはならないものばかりです。今回、これらの代表的な物語である「貧乏神と福の神」、「つるの恩返し」のエッセンスを題材とした物語を初めて舞台化することで、現代のコロナ禍に生き抜く人たちにエールと、未来に生きる子供たちへのメッセージとして、より身近に、より深く物語に寄り添っていただける作品を作り上げて参ります。
- 市原悦子さん メッセージボイス -
本公演では、市原悦子さんのナレーションがAI技術で、劇中に登場いたします。このAI技術により蘇った市原悦子さんからのメッセージボイスが到着しました。こちらもどうぞご期待ください。
※音声を再生するには、audioタグをサポートしたブラウザが必要です。
- あらすじ -
むかし、むかし、ある村での出来事。夫を亡くし碧空村に住む“はる”が、息子を背負って町から帰る道すがら、夫婦鶴が幸せそうに愛の告白をするところに出くわします。その時、大きな銃声が響き、夫婦鶴に命中。鶴は、崖から落ちていきました。
鶴の行方が気がかりになった“はる”は、崖を降り、鶴を探します。しかし、そこにいたのは、瀕死の状態となった鶴の精霊である“千羽鶴”とその赤子。“千羽鶴””は“はる”に、赤子を託すことを懇願し、崖から飛び立ち、命を落としてしまいます。
そこへ、狩りをしていた、村の長“甚左衛門”らがやってきて、赤子の親を間違って撃って殺めてしまったと勘違い。赤子を引き取り、育てることになるのだが…。